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インドの鉱物資源と鉱業
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プレートテクトニクス理論によれば、ジュラ紀中期頃(1億8000万年前)までインド亜大陸は現在のマダガスカルやアフリカ大陸の東側及び南極大陸に(南米大陸はアフリカの西側に)接しゴンドワナ大陸を構成していた。これに関連してインドに確認されている鉱物資源の鉱種にはアフリカ大陸南部やブラジルで代表的かつ特徴的なものが見られ注目される。例えば、インドで現在、探査対象となっているPGM、ニッケル・コバルトが、既に開発・生産されているものとしてダイヤモンド、鉄、クロム、マンガン、チタン等があり、日本にとっても重要な供給源となっている。一方、銅と鉛は2001年以降のインドの平均消費伸率がそれぞれ11%、26%と高率であり、インド国内需要を満たせず輸入鉱種となっている。現在は自給できて精鉱が日本にも輸入されている亜鉛(平均消費伸率11%)も近年中に輸入に転じるものと予想される。インド連邦及び州政府は技術移転を条件にしつつ鉱業への外資導入を認可する政策に転換しつつあり、鉱業公社の民営化も徐々に進行していることが注目される。
クリティカルメタルと代替可能性
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必須金属の内、現状において代替が困難とされている金属を “クリティカルメタル”と定義し、母材、基本機能材、効果助材と分類し整理することが提案される。2007年における米国での検討状況も参考としつつ、わが国としてのクリティカルメタルの判定根拠となるクリティカル度(クリティカルメタルとしての重要性・緊急性の度合い)の検討事項として、価格高騰度、日本の輸入増加率、中国の消費増大と自給率の低下、生産の集中とカントリーリスク及び代替可能性等を踏まえて検討を行った。近年の金属価格高騰に敏感に反応し、幾つかの主要用途に関し、クリティカルメタルの減量化やリサイクルの進展のほか、部分的な代替と代替研究・開発が実施されている。業界専門家のヒアリング結果によれば、これらクリティカルメタルは長年に及ぶ実績と信頼に加えて既存の製品生産設備があることもあり、新規代替候補材にとってのハードルは高く、先ずは減量化が行われている。

インドの鉛産業
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インドは中国とともに、鉛の需要に関して急拡大を始めている。その主な用途としては自動車、二輪車用や非常電源用の鉛蓄電池がある。その他塗料・無機薬品、合金、メッキ等にも使用されるが、8割近くは鉛蓄電池用が占めている。本報告ではインド鉛産業の現状把握と今後2020年までのインドの鉛需要量の予測を行うこととした。インド国内の2006年の鉛需要量は約30万トンと推定されるが、一次地金の製錬は一社のみが行っており、地金生産能力は年間8万5千トンである。需要量の不足分は地金の輸入、鉛のリサイクルと鉛蓄電池の輸入に依っている。
インドの鉛需要量の将来予測を行うに当り、同じく成長著しい中国の最近約10年にわたる鉛製品の成長率等を踏まえつつ、鉛蓄電池用鉛量については、自動車、二輪車の生産台数、保有台数等から、その数量を計算することとした。その結果2020年のインドにおける鉛需要量を約90万トンと推定した。
インドの電線産業
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インド経済は1991年の経済自由化路線への転換以来好調な実績を挙げ、ここ数年は年8〜9%の高度成長を達成し、中国とともに21世紀の巨大成長市場として注目を浴びている。インドには1,500社以上の電線メーカーがあると推定されるが、最近の絶縁電線生産量(導体重量)は年50万t台で中国の約7分の1に過ぎず必ずしも大きくはない。これはインフラの未整備、頻発する労働問題などの理由で、外資企業進出が進まないことが一因で、工業化が遅れているためである。ただ、最近の高度成長を背景に、インフラ投資の増大や耐久消費財の普及により電線の需要拡大が期待されていて、インド国内メーカーが光通信ケーブルや高圧電力ケーブルの設備を増強したり、従来消極的だった海外大手有力メーカーが戦略を見直し、次々にインド進出を発表している。本報告書は、今後成長が期待されるインド電線産業の現状を概観するとともに、インド経済の現状及び問題点を纏めたものである。

インドのレアアース資源とその取り巻く環境
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ラッピング
インドは中国と共にBRICsの一角を占め、人口でも中国に次いで世界第2位の10億人を越える人口を持ち、面積も世界第7位を占める色々な意味で大きな国である。その資源もボーキサイト、鉄鉱石等のベースメタル原料からレアメタルでは特にレアアースの資源国、産出国としても知られている。 
 レアアースは現在発見・採掘されている大半が海岸沿いの漂砂鉱床(重砂鉱床)で含有鉱物はモナザイト(Monazite)であり、放射性物質であるトリウム(Thorium)が含まれているがこれを従来から処理している。
 一方、原子力の分野ではウラン資源に乏しい事からトリウム・リサイクルと呼ばれる原子力発電システムの研究を独立して間もない頃より行ってきた。 
今回、レアアース資源とその産業を調査することにより原子燃料としてのトリウムや関連資源のチタン等も含め、見えて来たインドの資源関係の一面を取り纏めたものがこのレポートである。
インドにおける銅産業の現状と2020年の銅市場規模
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膨大な資源埋蔵量を持つが、銅資源は少なく銅精鉱産出量は、世界第26位と低い。1997 年以降 4社が、銅地金生産能力の拡大を目指し、2005年に一社は、MI炉を導入して最新技術のもと500千トン/年の増産計画を達成した。銅地金生産能力は、約900 千トン/年である。銅市場規模は、2006年で銅スクラップの200千トンを入れて640千トンであり、輸入鉱への依存度は、80〜90%である。また、250千トンの輸出があった。消費は、電気分野が約50%、電子分野が約10%を占め、電気分野での用途は電線用である。2004年には伸銅・電線メーカーが1,500社程度で、大手150社の売上高は、1,720百万US$ を超え、同時期の日本における売上高の約10.5%に相当した。将来の電力消費量予測から、2020 年における銅市場規模を1,600〜2,100千トンと予測し、中国に続く第2位の市場規模になるものと見込まれる。

自動車に使用される金属とその資源消費割合
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金属資源の需要が大幅に伸長している近年、資源の生産供給が不足する状況も見られ、金属資源価格も高騰している。自動車産業は、国内の生産台数は定常化しつつあるが、アジアを始めとした世界全体では拡大をつづけており、金属資源を消費する大きな用途になっている。自動車には多くの金属素材が使われるが、生産拡大する自動車産業が、今後とも金属資源を従来通り問題なく使用していくことができるかどうか危惧する声も出ている。例えば、高コスト希
尐資源の白金族元素を排ガス浄化用触媒に使用し続けることが可能かどうか。資源が尐ないために量を確保できなくなるのではないか、或いは、高コストで使用が難しくなるのではないか、などである。他方、主用途が自動車用バッテリーである鉛のように、環境負荷物質ではあるが、リサイクル管理も進み、比較的安定供給されている金属資源もある。
それでは、自動車にどのような金属がどのくらい使用されており、それらは金属生産量のどの程度を占めるのか、という点を定量的に把握しようとしても、データがないか、入手できないのが現状のようであった。
このような内容を調査把握したい目的があり、文献等の調査や自動車業界訪問から始め、最終的に用途統計と推定を用いた試算を行ってみた。自動車に使用されている材料とその消費量、生産量に対する消費割合について、概要把握を試みた報告である。
インドの亜鉛産業
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所謂BRICSの経済成長に伴い、非鉄金属の需給は逼迫し市況は空前の高騰を続けている。2003年〜2004年700千トン前後で推移したLME亜鉛在庫は、2007年9月には70千トン前後まで激減し、2005年平均1,382 USドルであったLME亜鉛価格(SHG)は2,700 USドル水準を維持している。2008年の北京オリンピック、2010年の上海万国博覧会開催を予定する中国によるアジア地域経済の牽引が主要因だが、インドの経済成長がもたらす更なる需給逼迫の予感がある。現実には、2006年のインド亜鉛需要は428千トンで同年中国需要3,200千トンの1/8弱に過ぎない。既刊の亜鉛中長期需要予測値も概して慎重である。中長期予測値が比較的小値であるのは、インド経済成のボトルネックであるインフラストラクチャーの不備が克服される時期、規模の把握が困難である事由に拠る。当レポートでは、現地調査を踏まえ余り知られていない最新のインド亜鉛産業の状況、現地亜鉛生産企業の生産計画を詳述すると共に、鉄鋼及び自動車産業等の将来需要予測を基礎に、数ケースに分けて2016年のインド亜鉛需要予測を試みた。



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