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自動車に使用される金属とその資源消費割合 
商品番号:No.144 |
メーカー名:MERI/J|型番:No.144
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金属資源の需要が大幅に伸長している近年、資源の生産供給が不足する状況も見られ、金属資源価格も高騰している。自動車産業は、国内の生産台数は定常化しつつあるが、アジアを始めとした世界全体では拡大をつづけており、金属資源を消費する大きな用途になっている。自動車には多くの金属素材が使われるが、生産拡大する自動車産業が、今後とも金属資源を従来通り問題なく使用していくことができるかどうか危惧する声も出ている。例えば、高コスト希 尐資源の白金族元素を排ガス浄化用触媒に使用し続けることが可能かどうか。資源が尐ないために量を確保できなくなるのではないか、或いは、高コストで使用が難しくなるのではないか、などである。他方、主用途が自動車用バッテリーである鉛のように、環境負荷物質ではあるが、リサイクル管理も進み、比較的安定供給されている金属資源もある。 それでは、自動車にどのような金属がどのくらい使用されており、それらは金属生産量のどの程度を占めるのか、という点を定量的に把握しようとしても、データがないか、入手できないのが現状のようであった。 このような内容を調査把握したい目的があり、文献等の調査や自動車業界訪問から始め、最終的に用途統計と推定を用いた試算を行ってみた。自動車に使用されている材料とその消費量、生産量に対する消費割合について、概要把握を試みた報告である。