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インドの亜鉛産業 
商品番号:No.143 |
メーカー名:MERI/J|型番:No.143
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 所謂BRICSの経済成長に伴い、非鉄金属の需給は逼迫し市況は空前の高騰を続けている。2003年〜2004年700千トン前後で推移したLME亜鉛在庫は、2007年9月には70千トン前後まで激減し、2005年平均1,382 USドルであったLME亜鉛価格(SHG)は2,700 USドル水準を維持している。2008年の北京オリンピック、2010年の上海万国博覧会開催を予定する中国によるアジア地域経済の牽引が主要因だが、インドの経済成長がもたらす更なる需給逼迫の予感がある。現実には、2006年のインド亜鉛需要は428千トンで同年中国需要3,200千トンの1/8弱に過ぎない。既刊の亜鉛中長期需要予測値も概して慎重である。中長期予測値が比較的小値であるのは、インド経済成のボトルネックであるインフラストラクチャーの不備が克服される時期、規模の把握が困難である事由に拠る。当レポートでは、現地調査を踏まえ余り知られていない最新のインド亜鉛産業の状況、現地亜鉛生産企業の生産計画を詳述すると共に、鉄鋼及び自動車産業等の将来需要予測を基礎に、数ケースに分けて2016年のインド亜鉛需要予測を試みた。