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インドの鉛産業 
商品番号:No.148 |
メーカー名:MERI/J|型番:No.148
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 インドは中国とともに、鉛の需要に関して急拡大を始めている。その主な用途としては自動車、二輪車用や非常電源用の鉛蓄電池がある。その他塗料・無機薬品、合金、メッキ等にも使用されるが、8割近くは鉛蓄電池用が占めている。本報告ではインド鉛産業の現状把握と今後2020年までのインドの鉛需要量の予測を行うこととした。インド国内の2006年の鉛需要量は約30万トンと推定されるが、一次地金の製錬は一社のみが行っており、地金生産能力は年間8万5千トンである。需要量の不足分は地金の輸入、鉛のリサイクルと鉛蓄電池の輸入に依っている。 インドの鉛需要量の将来予測を行うに当り、同じく成長著しい中国の最近約10年にわたる鉛製品の成長率等を踏まえつつ、鉛蓄電池用鉛量については、自動車、二輪車の生産台数、保有台数等から、その数量を計算することとした。その結果2020年のインドにおける鉛需要量を約90万トンと推定した。