お問い合わせ
大分類一覧 > 報告書関連カテゴリ > 平成19年度報告書


カゴに入っている商品数: 0 点 金額: 0

インドの鉱物資源と鉱業 
商品番号:No.150 |
メーカー名:MERI/J|型番:No.150
インターネット価格 \10,000
  - 
個 

プレートテクトニクス理論によれば、ジュラ紀中期頃(1億8000万年前)までインド亜大陸は現在のマダガスカルやアフリカ大陸の東側及び南極大陸に(南米大陸はアフリカの西側に)接しゴンドワナ大陸を構成していた。これに関連してインドに確認されている鉱物資源の鉱種にはアフリカ大陸南部やブラジルで代表的かつ特徴的なものが見られ注目される。例えば、インドで現在、探査対象となっているPGM、ニッケル・コバルトが、既に開発・生産されているものとしてダイヤモンド、鉄、クロム、マンガン、チタン等があり、日本にとっても重要な供給源となっている。一方、銅と鉛は2001年以降のインドの平均消費伸率がそれぞれ11%、26%と高率であり、インド国内需要を満たせず輸入鉱種となっている。現在は自給できて精鉱が日本にも輸入されている亜鉛(平均消費伸率11%)も近年中に輸入に転じるものと予想される。インド連邦及び州政府は技術移転を条件にしつつ鉱業への外資導入を認可する政策に転換しつつあり、鉱業公社の民営化も徐々に進行していることが注目される。