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アジアの亜鉛産業と将来展望 
商品番号:No.151 |
メーカー名:MERI/J|型番:No.151
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 過去10年間、世界のZn鉱石生産、地金生産、地金消費とも増加している。この世界の増加はアジアの増加に起因する。世界の鉱石生産は1,100万トン中アジアが450万トン(2007)を占め、地金生産は1,150万トン中アジアが600万トン(2007)である。また地金消費も 1,170万トンのうち600万トン(2007)をアジアが示す。すなわち世界の増加のほとんどをアジアの増加が寄与しており、過去10年間のアジアの鉱石生産、地金生産、地金消費の増加は中国が主要因である。中国では 鉱石の生産量は過去10年間で2倍(300万トン、2007)である。地金は、中国がアジアの62%(370万トン、2007)を占め、インドも増加させているが、日本は減少傾向にある。消費は 中国がアジアの59%(350万トン、2007)を占めている。  資源ポテンシャルはアジア各地にあり、探査不十分である。今後の世界の需要増も中国が中心である。アジアでの消費地は中国を中心にインド、タイなどに拡大する。今後のアジアの亜鉛産業の課題は、探査促進、環境保全などで、日本は探査〜製錬、リサイクルへの技術のアジアでの利用を検討する必要がある。