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欧州、特にドイツに学ぶ再生可能エネルギー発電の普及と送電網の整備 
商品番号:No.278 |
メーカー名:MERI/J|型番:No.278
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気象庁は、日本付近のCO2濃度は年々増加を辿っており、2020年も陸上、洋上及び上空の全てにおいて観測史上最高を更新したと発表した。日本の地球温暖化対策は欧州に比べて進んでいない。欧州の中でも、ドイツは、2011年の東京電力福島第1原発事故発生の翌日に脱原子力を宣言し、再エネ導入促進へ向けて大きく舵を切った。本書では、ドイツが、この10年間で推し進めてきた脱原子力、脱石炭、再エネ発電の普及、送電網の再構築、スマートグリッドの構築等のエネルギー転換について紹介した。エネルギー転換政策により、グリーンイノベーションの推進、エネルギー安全保障の強化、雇用創出、クリーンテクノロジー輸出国としての地位の確立を目指しているドイツの明確な目標、強固な意思及び迅速な決断と実行力、周到な用意には学ぶところが多い。日本では、2021年末に大規模洋上風力発電プロジェクトの入札が終わった。欧州に遅れること30年超。日本は、かつて省エネを得意とする環境技術先進国であったが、気が付けば世界に大きく後れを取っていた。日本は、無限のエネルギーポテンシャルを持つ海洋に囲まれているにも拘らず、洋上風力発電にしても海洋エネルギー発電にしても、肝心な洋上発電機を自前で製造する企業は、もう存在していない。