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世界の原子力発電の現状と展望 
商品番号:No.205 |
メーカー名:MERIJ|型番:No.205
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2014年2月現在、世界中には434基(発電容量:約374GW)の原子炉があるが、世界全体の発電量(2011年)を電源別にみると、石炭が最大で41%で、原子力は12%である。保有原子炉数による原発大国は、米国(100基)、フランス(58基)、日本(48基)、ロシア(33基)及び韓国(23基)などである。今後先進国で新規原発建設が横ばいないし停滞傾向であるのに対し、中国、インドを始めとする新興国で続々と新設が計画されている。 福島原発事故後に、現存する17基の原発を2022年までに段階的に廃止することを決め、再生可能エネルギーによる電力の大幅な拡充を目指しているドイツについて、昨年報告書“原子力から自然エネルギーへ”を作成したが、これに続き、本報告書では世界の原子力事情を展望するとともに、特に米国、英国、フランス、ロシア及び中国の主要国の原発事情を報告し、さらに“バックエンド”と呼ばれる、使用済み燃料などの高レベル放射性廃棄物の処理問題及び廃炉について考え、最後に世界の原発の将来を展望したものである。今後日本の原発をどうするかは、大変重要な問題であるが、これを考える上で、世界主要国の原発事情及び原発に関する諸問題の理解を深めることが必要である。