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インド電線産業の現状2011 
商品番号:No.175 |
メーカー名:MERIJ|型番:No.175
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インドは中国に次ぐ21世紀の巨大成長市場として世界の注目を浴びている。インドの電線産業は着実な成長を見せており、2010年の電線生産量は、1位中国(510万トン)、2位米国(125万トン)に次ぎ、3位84万トンであり、すでに4位日本(65万トン)を上まわっている。しかし、人口1人当りの電線生産量と消費量では1kgにも満たず、国の規模に比べては低い。また、GDP比では中国の3分の1程度であるのに電線生産量では6分の1程度であり、インドの電線産業の成長の余地はまだまだ大きい。 現在インドの電線メーカーは1,000〜1,500社程度と推定されるが、今後統合・淘汰により再編成が行われ、世界市場で活躍する大手企業も出てくると予想される。インフラ建設・整備や約3億人と言われる中間階級向けの需要も確実に増えて、電線生産量は今後3〜4年の内に年150万トンのレベルに到達して、西欧諸国全体に匹敵する世界第2位電線生産国となると予想される。この様な状況の下、海外大手電線メーカーも、インド大手メーカーと合弁等の形で、次々とインド国内での電線生産に向けて進出してきている。 本報告書は、こうしたインドの国内電線メーカーや海外からの進出電線メーカーの状況を踏まえ、将来の経済大国であるインドにおける今後成長が期待される電線産業の概要を纏めたものである。